先日、このblogでも取り上げたが、東京都の下水道局のワッペン作り直しのために3400万円もの無駄ガネを使った件で、俺が最も理解に苦しんでいた「最初に間違ったデザインに決めちゃった人たち『だけ』が処分された」ってーお裁きが、どうやら逆転したらしい。
東京都下水道局が、職員の制服用にワッペン2万枚を作製しながら、デザインが都の内規に反するとして約3400万円かけて作り直した問題で、都は17日、作り直しを決めた今里伸一郎・同局長(58)について、減給20%(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。
都は「公金の無駄な支出で懲戒処分するケースはまれだが、今回は特に額が大きく、厳しくした」と説明している。
発表などによると、同局は昨年、制服の新調に伴い、イチョウの形をした都のシンボルマークのわきに、約5センチの水色の波線を加えたワッペンを作製。マークの取り扱いを定めた都の内規に、「他の要素を加えない」という規定があったため、今里局長は、例外が認められていたにもかかわらず、「誤ったワッペンを使うことはできない」と判断し、作り直しを決めた。これについて、都は、今里局長が経済性を軽視したと認定した。
作り直しにあたっては、最初のデザインを決めた担当部長と課長(いずれも当時)が、内規の確認不足などを理由に訓告処分を受けていたが、都は取り消す方向で調整している。
今里局長は「極めて厳粛に受け止めている。都民の信頼確保に努めたい」としている。
(2009年4月17日21時25分 読売新聞)
んだよなあ!w
どう考えても「作り直そう」って言い出したヤツにも責任あるよなあ!www
間違えた部長と課長の訓告処分が取り消されるってのは、実際にミスをしたことは確かなので、そこまで翻す必要もなかったんじゃないか と思うけど、とりあえず都にも物の道理が分かる人がいたってことで、ちょっと見直した……って言いたいところなんだけど、部長と課長に処分を言い渡したの が この局長だったとしたら、話はちょっと変わってくるかも。
だってさ、閣下が(無駄ガネ使ったことについて)「パカあるか?」じゃなかった、「バカじゃネーノ?」って発言した後で処分が覆されているわけだから、局長の決定に反対しなかった連中が「閣下が局長に『バカ』って言った!」って理由で、一転して局長の責任を追及した、ってことだよね?そうだったら、なかなか話が分かるじゃん、なんて感心するわけにはいかんわな。
いやいや、何も局長が部長と課長を処分したなんて事実も必要ねえか。「部長と課長が悪い!」と言ったヤツが、一転して「局長が悪い!」って言い出した、ってこともありえる。
どっちみち、閣下の一言で態度をコロリと変えたことになるんだが、どう考えてもその可能性の方が高いんじゃね?
だったらさ、都庁にも公務員にも恨みはないけど、信用できる職員とか道理が分かる職員がいるかどうかなんて、やっぱり分かんねーってことだ。
もう、面倒くさいから、今のうちに都の職員の選抜試験でもやって、リストラに着手しちゃった方がいいぞ。
そんで、職探ししている人から優秀な人材を募って、辞めさせた職員の半分ぐらいの給料で雇ってやんの。絶対に必死で働くから、生産性上がるぞw
オリンピックも結構だけど、公務員のリストラ、率先して やってくんない? 閣下ぁ。
関係ないけど、↓これ、面白かったよ(´▽`*)
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