世間はWBCで盛り上がっているが、意外なことに野球好きのはずの俺がWBCの話題に触れていなかったのは、特に理由があるわけじゃない。ただ、面倒だっただけｗ
日本チーム(侍ジャパンって呼びたくないので呼ばない)は確かに強い。前回の王者らしく、良いゲームをしていることは認めるが、どうも打線がイマイチだなあ、という気がする。
投手陣はよくやっている。7試合で防御率1.33なら優秀だよ。
しかし、打線の援護がなければ当然勝てない。韓国相手にコールド勝ちしたかと思えば、負けるときは1点以下しか取れない。これじゃ、ピッチャーの力投が報われないね。
岩隈が失った1点は仕方のないものだったし、3点取られたダルも立ち上がりが悪かっただけで、あとは完璧に近い内容だっただけに、早いうちに点を返して欲しかったよ。
「打線のつながり」を重視する場合、大艦巨砲主義よりも単打を連発できる打線の方がいいね。ホームランで3点取られるのと、単打だけで打者一巡されて3点取られるのじゃ、バッテリーにかかるプレッシャーは断然違うからね。「どこに投げれば打たれないんだ」と思わせるようになれば、もう勝ったも同然だよ。
かつての横浜の「マシンガン打線」がまさにそうだった。5,6点差ぐらいじゃ、いつひっくり返るか分からないぐらいの爆発力に、相手チームは完全にビビっていた。実際、1998年の対読売16回戦@ハマスタでは、単打だけで7連打を浴びせて無死満塁をずっとキープし続けた上、最終的にゲームをひっくり返して勝っちゃったし。あの試合は本当に痛快だったなあｗ
そういう意味では、今回の日本チームは理想に近いオーダーのはずなんだけど、やっぱりイチローの不振とチャンスに弱いクリーンアップが問題だな。
まあ、済んだことをグチグチ言っても仕方ないが、とにかく月曜日の日米決戦、是が非でも勝って欲しいところだ。
でもさあ、今さらルールに口を挟むのも野暮だけど、もう少し対戦カード なんとかならなかったのかよ。
準決勝に残った4チームのうち、7試合終わって3チームとしか当たっていないのって、日本だけだぜ。
そりゃ、敗者復活戦があるから、各ラウンドで同じチームと2回当たる可能性があるってのは分かるけどさ、第1Rの各組の1,2位を、第2Rでは別の組に分けても良かったんじゃねーの？
そうすりゃ、日本チームがマイアミに遠征して、米国やベネズエラ、あるいはプエルト・リコやオランダと当たる可能性だってあったわけじゃん。7試合中4回も日韓戦見たって、面白くも何ともないんだけどな。
これがサッカーのW杯だったら、各エリアの代表が別々の組に分かれて予選を戦って、各組の1,2位が決勝まで当たらないような組み合わせになるんだけど、米国寄りのルールだから仕方ないとは言え、これはないよな。
もし、日韓がそれぞれ準決勝に勝っちゃったら、決勝でまた対戦。
日本チームは9試合中5試合が対韓国戦になっちゃうぜ。もうええっちゅーねんｗ
そういや、IBAFのサイトに、こんな画像があった。
最初に「Baseball is not Korean,」って書いてあるところに笑った。
これ、「野球は特定の国のものではない。もっとグローバルなものだ」ってことを言っているんだけど、最初に「not Korean」を持って来たのが、野球の韓国起源説が出たときのための予防線だったとしたら、IBAFの管理者 GJだぜｗ
しかしまあ、IBAFも なんで最初に「not Korean」を持ってきたんだろうな。
IBAFのランキング1位は、↓↓↓韓国じゃなくてキューバなのに。やっぱり防止策か？ｗｗｗ
IBAFのサイトを見たついでなんだが、トップ・ページに日本が韓国を破って第2Rを1位通過したことが載っていた。
"Japan tops Korea to take pool crown"
英語は苦手なんだが、これはどう訳すべきなんだろうな。
普通なら、日本はプール(=第2Rの第1組)の王冠を取るために「韓国を上回った」とか「韓国にまさっている」とか訳すんだろうけど、「王冠を取るために」ってことは、「韓国の上に立った」かな？
お？ ってことはさ、↓これか？
俺を踏み台にしたァ？
う～ん、合っているかどうか分からないけど、一番しっくり来る表現なので、これに決めちゃおう！
日本は韓国を踏み台にして
2R 1組の王冠を手にした
英語に詳しい方、もうこれに決まりましたので、ツッコミは一切不要ですｗ
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