![2009012901.jpg](http://www.ipdl.net/elwood/img/2009012901.jpg)
以前から騒ぎになっていた、漫画家の楳図かずお先生の自宅の外観に対する訴訟は、原告側の敗訴、楳図先生の自宅の外観には問題なし、という判決が下った。
新聞記事の見出しは「歓喜のグワシ連発!」www
子供の頃、なんであんな風に指を曲げて喜んでいたのか不思議だが、さすが作者、ジーサンになってもやるんだなw
ちなみに俺、左手なら「グワシ」できるお。
それはさておき、以前から「あの程度の紅白ストライプぐらいで訴訟だなんて大げさだなあ」なんて思って、この事件には あまり気にも留めていなかったのだが、今日、改めてあちこちの記事やblogや掲示板を読んでみて、ようやく この事件に関する詳細を知ったよ。
2007年3月 | 楳図邸(まことちゃんハウス)着工。 |
2007年8月 | 近隣住民2人が「周辺地域の景観を徹底的に破壊する」として、建築差し止めの仮処分を申請。これにより、工事一時中断。 【原告住民の発言】
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2007年10月 | 東京地裁「特別な景観がある場所ではなく、法律上保護に値する景観利益があるとは認められない。社会的に容認される範囲である」として、住民側の請求を却下。 その4日後、請求を棄却された住人が「赤白の塗装で、良好な景観から恩恵を受ける"景観利益"が侵害される」として、赤白の縞模様の塗装中止を求める訴訟を起こす。 |
2008年4月 | 楳図邸が完成したことに伴い、原告側が外壁を撤去するまで毎月10万円の損害賠償を請求する訴訟に変更。 |
2008年9月29日 | 東京地裁での口頭弁論において、楳図センセが「赤白は自分のトレードマーク。赤は元気、白は無垢を表す」「(原告側の主張には)悪意を感じる。新参者の私へのイジメだ」と主張。原告側の一人は「妻がこの色にショックを受けて失神した。精神科医に通っている」と発言。 【2chのまともな連中の反応】 563:名無しさん@九周年:2008-09-30 14:10:14 |
事の次第は概ね上のとおりで、過去にあちこちで語りつくされたネタなので、今さら俺がほじくり返すこともないが、とりあえず、楳図先生が勝ってよかった。まともな裁判でまともな判決が出てよかった。
もし「赤白ストライプは色彩の暴力で他人にショックを与える」な んて理由で原告勝訴なんてことになったら、日本全国の祭りの会場から紅白の幕が消え、工事現場からは紅白のカラー・コーンが消え、オバマの演説を中継する テレビ・クルーは星条旗をフレーム・アウトさせ、ナルトの渦は青や緑など別の色に変わり、全国の紅白ストライプの煙突が塗り替えられ、ウォーリー君は無地 のシャツに着替え、求職活動中の「くいだおれ太郎」はリクルート・スーツに身を包むことになるかも知れない……そんなことにならなくて、本当によかったw
プロ市民の原告へのツッコミも、ちょいとぐぐればいくらでも出てくるので省略するが、被害者ヅラしてTVのインタビューを受ける図太さには、逆に恐怖を感じるよね。この冬の俺のマフラー、派手なオレンジと白と紺のストライプなんスけど、これって色彩の暴力で訴えられるんでしょうか?www
給与明細に年末調整が記載されていたのだが、思いっきり見落としていて、今日 初めて気付いた。
光熱費の引き落とし口座を変えたばかりで、新しい口座から引き落とされたはずなのに残高があまり減っていなかったので、もしかして今月だけ払い込み伝票か何かが届くんじゃないかと思っていたのだが、久々に明細を見て取り越し苦労だったとに気付いたw
払い過ぎた税金等が戻ってきただけなので、ちっとも儲かったわけじゃないけど、それでも まとめて3万円チョイ入ってきたのだから、それなりに使いではある。
この際だから、地デジチューナーでも買ってみようかな。それとも旅行にでも行こうかな?
週末にでも ゆっくり考えようっと。
通ればリーチの世界になっちゃたんですかね、まっどっちもどっちなんでしょうけど (^^ゞ
ちなみに私のマフラーはラスタカラーなんですけど今の所 クレーム等は発生しておりません。
いや、「どっちもどっち」ではなく、明らかに原告の方が分が悪いと思いますよ。
そりゃ、楳図先生も派手好きだから、俺も自分んチの前にあの派手な建物が建っちゃったら、少しは驚くかも知れないけど、あれは許容範囲ですよ。
もちろん、色彩感覚なんて個人差があるから、不快に思う人がいるのも不思議ではないけど、今回は楳図邸の向かいに住んでいる原告だけが訴えて、その他のご近所さんが訴えないということは、要するに向かいの一軒だけが景観破壊だと騒いでいるだけで、他の人たちは容認しているということ。
ついでに、もう一人の原告は隣近所でも何でもなく、割と離れたところに住んでいるというから、そもそも訴える理由を持たないでしょう。
「毎月10万円の慰謝料を出せ」なんて、もう景観云々じゃなく単なる ゆすりたかりのプロ市民。もし慰謝料を取れたとしたら、その金がどこかの団体(あえて書かないけど)への献金に回るわけで、それを阻止できたという意味でも、真っ当な判決だったと思いますよ。
こんにちは、
今日は休みなので家で換えたアンプでCDを聴いてます。Auction見るとExclusiveの良いのがあってちょっと食指が、、。
楳図先生のぐわしですかぁ、どーもあの人のギャグセンスは良く解らないし正直どーでもいいやLevelの漫画家さんです。同時期に連載されていた田村信先生の「できんボーイ」はまことちゃんの1/256でも良いから評価されたら世の中に人殺しも無くなりUtopiaが訪れのだが、、。
「できんボーイ」のタイトルは覚えているのに、キャラクターを思い出すまでに時間がかかったけど、ようやく思い出しました。
確かに大笑いして読んだ記憶はあるのですが、キャラクター設定、ストーリー、オチ、ギャグがよく理解できなくて、あまり印象に残っていないです。
子供向けのマンガで記憶に残る作品って、ストーリーが単純明快とか、キャラクターに魅力があることもそうなんでしょうけど、ギャグ・マンガの場合、それに加えて「そのギャグを子供が真似できるか」ってのも結構大きいと思うんですよ。
『グワシ!』や『死刑!』もそうですし、古くは『シェーッ!』など、遊びの中で簡単に表現できるギャグってお手軽でしたからね。
『かめはめ波』や『あたたたたたた!』とか、『シュワッチ!』『変身!』等も、ギャグではないけど、遊びの中で真似していましたよね。
自分自身が真似をして、そのギャグを「経験」していれば、こんな風に作品名やキャラクターを書かなくても元ネタが分かる、すなわち深く印象付けられるわけです。
それに比べると、「できんボーイ」の尻出しギャグは、俺には子供なりの羞恥心が多少はあったのか、とうてい無理なギャグだったのでしょうwww
他にも「マカロニほうれん荘」や「らんぽう」の超人的ギャグとか、「炎の転校生」のネタが分かる人にしか笑えないギャグとか、大爆笑していたはずなのに、手軽に再現できないがゆえに、子供同士のコミュニティでは話題にならずに埋もれてしまい、後年のマニアだけが覚えている、ってのは多いと思うんですよ。
で、俺の「まことちゃん」への評価なのですが、やっぱり 掛け値なしに面白かったですよ。
大人になってから見れば、たしかにギャグは意味不明なものが多いんですけど、子供の頃の感性って また違いますからね。正直、なんでこんなのが面白かったんだろう?って思います。
でも、マンガなのに実写のようなリアルな(ホラー)タッチで、「ウシャシャシャ!」と不気味に笑いながら「ありえなくもない」ギャグをかますところに、等身大のキャラクター像を見ていたんだと思います。「キモかわいい」とはちょっと違うけど、他のマンガと比べても、やっぱり斬新だったんです、ハイw
今晩は、
そうなんですよ、できんボーイの面白さはストーリーが全くなく支離滅裂な展開で一コマ一コマが
完全ギャグなのです。だからいきなり「みぎゃー」とかカワウソになったり、乳振り、尻振りを全く脈絡もなく爆発させてます。全く凄いです。私は産まれてこの方、漫画で腹を抱えて笑ったというのはこの漫画だけなんですよ。田村信は確か少年ジャンプで「五右衛門ロック」とか言う中途半端な作品でデビューしてサンデーに殴り込みかけてますね。実際に絵は下手で汚く、直ぐに尻やチンコ出してしまう下品な漫画なんですがその普通のギャグ漫画の常識をぶち破った画期的な作品だと思ってます。でも、当時それを理解してくれる人も少なくクラスでも一人くらいしかファンが居ませんでした、、。その後は田村信も絵が急速に上手くなったのに反比例してギャグも陳腐になり普通の漫画家になってしまいましたね。
しかし、できんボーイのギャグセンスは時代を超越した物がありいつまでも我々の心の中に生き続けていると思いますよ。