いきなりだが、今日は帰宅してからこの動画を見ていた。
英国・BBCの「Top Gear」という自動車番組だ。1977年から(1年間の休止を経て)30年近く続く長寿番組で、人気も高いらしい。
この番組では、スポーツカーと公共交通機関のどちらが早く目的地に辿り着けるかという、日本の「鉄腕DASH!」のような企画がたまにあって(もちろんDASH!の方が後発だけど)、この回は日産GT-R vs.新幹線を含む公共交通機関という企画だ。これも番組の中では「レース」ということになっている。
スタート地点は石川県羽咋市の千里浜、ゴール地点は千葉県富津市の鋸山の山頂。
レースでは、GT-Rを駆るメイン司会者・ジェレミー・クラークソンは、北陸自動車道→関越自動車道→首都高→東京湾アクアライン→館山自動車道→鋸山の順でゴールを目指す(なお、信越/上信越自動車道は通らず、長岡から関越に乗るようだ)。
一方、リチャード・ハモンドとジェームズ・メイの二人組(以下「鉄道組」)は、ジェレミーと同時に出発し、羽咋(特急)→京都(新幹線)→新横浜(地下鉄)→横浜(私鉄)→久里浜(フェリー)→金谷→鋸山山麓(ロープウェイ)→山頂の順でゴールへ向かう。
GT-Rはざっと600km、鉄道組は840kmぐらいの距離。
鉄道組の所要時間を計算したら、鋸山の山頂まで8時間半ぐらいだ。
どっちが先に着くか......なんて結果は俺にはどうでもよかったのだが、ゴールが俺の地元(よりは少し南だが)にある鋸山で、GT-Rはアクアラインから実家の近くを突っ切って、鉄道組は俺が住む横浜から毎度おなじみ京急たんに乗って行くというので、ちょっと見てみるか、ってな感じで動画を見始めたわけだ。
そんでもって......
「どっちが早く着くか」という勝負なのだから、どちらも時間との戦いのはずなのだが、結構日本の旅を楽しんでいる様子で、レースというよりは旅行番組みたいになっているw
英語の会話例文を選択すると日本語で発音してくれるギアを使って、土産屋のおっさんの前で「HIV陽性」と発音させたり、道を尋ねるのに「ワインリストを見せてください」と発音させたり、絶対にわざとやっているとしか思えない白々しい演出もあるが、おおむね見ていて面白い。
この番組でのジェレミーは以前にも見たことあるが、とにかく気に入った車はとことん褒めちぎり、どうでもいい車は糞味噌にけなしてボロ雑巾のように扱う、この極端さがいい。
特にこの回のGT-Rは「四輪駆動の宇宙船」とか、「この車にはヨー(=飛行機のyawのこと)センサーやG(=重力)センサーがあるべきだ!」とか、とにかく「自動車」の概念を超える未来の乗り物のような感じでベタ褒めしていて、日本人が見ているとなんだかこそばゆいぐらい。
【Top Gear ─ 3/4】
それにしても、ジェレミーもリチャードもジェームズも、この動画の中では日本を貶めるような言葉がまったく出て来ない。
前述のとおり、貶めるときはハートマン先任軍曹殿ほどじゃないものの(もちろん、軍曹殿が世界一であります、sir!)、かなりキツく皮肉って、ケチョンケチョンに叩きのめすというのに、番組スタッフがリラックスして作っているのか、出演者の3人がご機嫌だったのか、そういったシーンがぜんぜん出てこない。
日本を楽しんでくれているのなら嬉しいのだが、それでもちょっと裏切られたような気分......って、日本人が英語分かんないのをいいことに「こいつは1マイル先からでも君のアワビを見付けちゃうんだ」とか言ってんじゃねーぞ、エロオヤジ!www
【Top Gear ─ 4/4】
と、いうわけで、レースの結果は見てのとおりだったけど、旅の途中のアクシデント(演出かも知れんけど)とか、日本人が見りゃなんでもないのに、外国人が「やっちまった!」みたいな顔すると、それなりに面白いねw
この番組、またちょっと好きになったよ。
なお、鉄道組が乗り込んだ新幹線は700系なのに、走り去って行く新幹線がN700系だったとか、新幹線の券売機で「自由席」のボタンを押したのにグリー ン車に乗っていたとか、新横浜駅で切符を買うのに迷っているときに映し出された料金表が京都駅のものだったとか、そういう鉄ヲタみたいな詮索はやめような w
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新幹線ついでだが、左ナビに0系新幹線のブログ・パーツを貼り付けた。
下の新幹線の絵が出ている方は単なる時計だが、上の電光掲示板は発車時刻になると......って、もう今日は発車時刻過ぎちゃったので、明日以降のお楽しみってことでw
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